2003-08-02 足元+天井

あまりにも当たり前すぎて麻痺している。こんなふつうの風景の中にランドスケープの可能性があるはず。 足元と同じように、天井を扱うことも疎かになってはいないか。ただヴォキャブラリー辞典から引っ張り出されてきたかのような造形がちりばめられ、何の意識も、あるいは視野にすら入っていないのかもしれない。そんなアンバランスな要素は、視線を真正面から受けるファサードの扱いとは明らかに違う。 ランドスケープと呼ぶものが、これらの要素感を自由に統合しうるものなのではないかという期待を込めて。

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